50代になると、自分の見た目にあまり気を使わなくなる人が多く見られます。しかし、体型を整えるための食事や運動と同じくらい、「外見を整える習慣」も大きな意味を持ちます。
「外見より中身」と育てられてきた私たち世代ですが、最近では「外見は中身の一番外側」という考え方もあります。外見を整えるための配慮や余裕こそが、内面の充実を反映するのかもしれません。
ここでは、見た目を改善し清潔感を高めるためのポイントを具体的に紹介します。
髪型
髪の量は個人差がありますが、それに合わせた髪型選びが重要です。もし「昔と同じ髪型」で何年も過ごしているなら、そろそろ見直す時期かもしれません。
おすすめは、個人経営などで顧客一人ひとりに向き合ってくれる理容室・美容室です。格安で流れ作業のようにカットする店では、自分に合った髪型を提案してもらうことは難しいでしょう。
私は10年以上通っている理容師さんがいて、髪質やクセを理解したうえで、その時々の流行を少し取り入れてカットしてくれます。髪型を変えるだけで顔の印象が大きく変わります。
顔の肌(スキンケア)
肌が乾燥していたり、荒れていたりすると、それだけで疲れて見えたり老けて見えたりします。特に中年男性は皮脂と乾燥のバランスが崩れがちです。
洗顔後の保湿は必須です。市販のオールインワンジェルでも十分なので、まずは朝晩の保湿を習慣にしましょう。
また、紫外線対策として日焼け止めを塗るのも大切です。曇りの日でも紫外線は降り注いでいます。肌老化の原因の8割は紫外線と言われており、放置しているとシミ・しわ・たるみの原因になります。
眉毛
中年になると、眉毛が太くなったり、無造作に伸びたりします。これを放置すると、どれだけ他を整えていても不潔な印象を与えてしまいます。
私は最近、眉毛サロンに通い始めました。最初は恥ずかしかったのですが、プロに整えてもらうと驚くほど印象が変わります。顔全体が引き締まり、若々しく見えるのです。
料金は1回6,000円程度、1ヶ月〜1.5ヶ月に1回のペースです。費用対効果としては非常に高い投資だと実感しています。
鼻毛
「鼻毛が出ている人=清潔感ゼロ」と言っても過言ではありません。話している相手の鼻から毛が見えていたら、もうそれしか気にならなくなります。
電動鼻毛カッターは2,000〜3,000円程度で購入できます。1週間に1回、鏡の前でチェックしてカットするだけで、ずいぶん印象が変わります。
爪
指先は意外と見られています。爪が伸びていると汚れが溜まりやすく、それだけで不潔に見えてしまいます。
特に女性は男性の指先をよく見ています。爪が長く、黒ずんでいる手は嫌悪感を抱かれがちです。
最低でも1週間に1回はチェックして、必要があれば爪切りをしましょう。私は、週末に鼻毛と一緒にケアする習慣を取り入れています。
ひげ
40代後半から、ひげが濃くなったと感じる方も多いのではないでしょうか。朝に剃っても夕方には青くなり、「疲れたおじさん顔」になりがちです。
私自身もこの問題を感じており、現在「ひげ脱毛」を検討しています。永久脱毛ではなく、数回の施術で量を減らすだけでも、毎朝の手間や夕方の印象が大きく変わると聞いています。
結果が出たら、またこのブログで報告します。
おわりに
清潔感を演出できる人が、年齢を重ねた今でも信頼され、尊敬される存在になるのではないでしょうか。
私たちの世代は「外見より内面を磨け」と教えられて育ちましたが、現代では外見もまた重要なコミュニケーションの一部です。
外見を整えることは、自分を大切にすること。相手を不快にさせないための「配慮」であり、自信や余裕の現れでもあります。
今回紹介したポイントはどれも、週に一度の習慣化で簡単に実践できます。そしてその積み重ねが、確実にあなたの印象を変えていきます。
ぜひ、「清潔感のある50代男性」を目指して、一歩を踏み出してみましょう。
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