50代男性の睡眠を本気で改善!深い眠りとパワーナップで毎日スッキリ
最近、よく眠れていますか?午後になると急に眠くなり、パフォーマンスが落ちていませんか?
50代になると、若い頃に比べて“睡眠力”が明らかに変わってきます。でも、ちゃんと対策をすれば、夜の質も昼間のシャープさも取り戻せるんです。
■ 現状:50代男性の睡眠事情
LINEヤフーでは、50代男性の約半数が6時間未満の睡眠と回答しています 。
また、睡眠の満足度が低いのも50代男性に顕著で、6割以上が「睡眠に満足していない」と感じています。
一方、厚生労働省は成人の睡眠時間目安を6~9時間としており、若い人でも中高年でも同等です。
■ 加齢による“眠りの質”の変化
・夜中に目が覚めやすくなる
・朝早く目覚める傾向が強まる
・眠りが浅く、疲れが取れにくい…といった変化が加齢とともに現れます。
これはメラトニン分泌の低下によるもので、夜間の覚醒や日中の眠気につながるのです。
■ 睡眠不足・質低下がもたらすリスク
- 肥満・糖尿病・高血圧などの生活習慣病リスクが高まる
- 記憶力や集中力の低下、気分の不安定化など精神的ダメージ
- 免疫力低下で風邪をひきやすくなる
■ 夜の質を上げる具体策
・就寝のルーティン化
就寝・起床時間を毎日揃える。夜は照明を落とし、38~40℃の湯船に20~30分浸かって身体をリラックス 。
・NG習慣①:寝酒(アルコール)
寝る前の1杯は入眠には効きますが、肝臓での代謝が睡眠中も続くため、深いノンレム睡眠や回復を妨げます。覚醒作用のあるアセトアルデヒドが生成されると、夜中に目が覚めたり利尿作用でトイレに起きたりすることに。最近は,アルコールを飲んでから寝ると,本当に次の朝にだるいと感じます。
さらに、筋弛緩によりいびきや睡眠時無呼吸症候群のリスクもアップ 。
・NG習慣②:カフェイン・スマホ・夜食
就寝2時間前からはカフェイン・重たい食事を避け、スマホはオフにすることで睡眠質を高めることができます。
■ 昼寝(パワーナップ)のすすめ
50代は午後に眠気を感じやすく、これを解消するのが15~30分のパワーナップです。
理想はオフィスの少し離れた静かで薄暗い場所、リクライニングチェアや横になれる場所が望ましいですが、難しい場合はデスクでもOK。アイマスクや耳栓、デスク用うつぶせ枕(約3,000円)があると助かります。
午後の生産性アップと気分の切り替えにとても有効です。ただし、「11~15時」「1時間以上」の昼寝はかえってリズムを崩すので注意です 。
■ まとめ
加齢による「眠れない」「夜中に覚醒」「午後の眠気」は自然な現象です。
でも、夜に質を高めるルーティン+アルコール制限+カフェイン・夜食の見直し+パワーナップを取り入れれば、50代男性でも“眠り力”は十分に回復します。
夜も昼も休息をしっかりとることで、ダイエットや仕事、メンタルなどすべてのパフォーマンスが向上します。
次回は「睡眠改善と食事/運動との掛け合わせ方法」をご紹介予定ですので、ぜひお楽しみに!
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