【50代男性のあなたへ】無理せず続ける食事改善の第一歩──「継続」の力を信じて

こんにちは。今回は「無理のない食事改善」についてお話しします。

前回の記事でお伝えした「継続が何よりも大切」という考え方──これは食事改善にもそのまま当てはまります。

そもそも、体重が増えたり減ったりするのは、突き詰めれば「摂取カロリーと消費カロリーの差」によって決まります。当たり前のように聞こえますが、摂取が多ければ太り、少なければ痩せる──このシンプルな原理を無視しては、どんなダイエットも長続きしません。

そして、何より重要なのは「無理なく続ける」こと。

摂取量を減らす、消費量を増やす──この2つをバランス良く、そして長期間続けることで、初めて体は変わっていきます。

◆まずは「記録」から始めよう

最初のステップとしておすすめしたいのが、「食事の記録」です。今の自分が何をどれだけ食べているのか、まずは知ることから始めましょう。

記録がないと、どこをどう改善していいのか見えてきません。

私のおすすめは、スマホで使える食事記録アプリ「あすけん」。
無料でも15万件以上の食品データが使えて、バーコード入力も可能。さらに有料プラン(年3,600円)なら、写真を撮るだけでカロリーや栄養素を自動で解析してくれます。

他にも便利なアプリはありますので、自分に合ったものを探すのも楽しみのひとつです。

「最初は気合を入れて細かく記録するけど、すぐに面倒になってやめてしまう」──そんな三日坊主、経験ありませんか?
でも、完璧を目指す必要はありません。忘れた日があっても気にせず、ざっくりでも続けることを優先しましょう。

私も毎食の写真を撮って、それを見ながら記録しています。1ヶ月も続ければ自然と習慣になり、記録の手間も気にならなくなります。

◆記録だけで痩せ始める?

不思議なことに、記録を始めただけで体重が落ち始める人もいます。理由は簡単。

「えっ、自分ってこんなに食べてたの?」

記録することで現実を突きつけられ、自ら摂取量を控えるようになるんですね。

アプリを使えば、1日にどれくらいのカロリーを摂れば良いかもわかります。多くの方で、1日の目標はだいたい2,000kcal前後になるのではないでしょうか。

お昼にラーメン+唐揚げやチャーハンセットを食べれば、一発でオーバーです。
でも、背脂抜きにする、お店を変える、コンビニでカロリー表示を見て選ぶ──ちょっとした工夫で乗り切れます。

◆特別な食事制限は不要です

「糖質カット」「置き換えダイエット」「朝バナナ」など、ネットには様々なダイエット法が出回っていますが、必ずしもそうした極端な方法は必要ありません。

大事なのは、決められたカロリーの範囲内で、ある程度好きなものを食べること。

ストレスをためて爆食・挫折──これが一番いけません。

飲み会に参加してもいいし、晩酌もOK。家族や友人と外食しても問題ありません。
全体として摂取カロリーに気をつける「意識」があれば十分です。

◆継続のコツ:食事の「ルーティン化」

無理なく続けるには、毎日の食事メニューをある程度「固定」するのも効果的です。

例えば私は、朝食は以下のように固定しています。

  • ご飯
  • 納豆
  • めかぶ
  • 牛乳
  • ギリシャヨーグルト
  • サラダか味噌汁

こうすると、カロリーが毎日ほぼ同じなので、昼食や夕食の調整もしやすくなります。

パンを食べる日もありますし、果物のデザートを楽しむこともあります。でも、ベースの食事を固定しておくと、カロリーの目安がつかみやすくなるのがメリットです。

◆まとめ──継続こそ最大の武器

今回は、私自身の経験をもとに「無理のない食事改善の考え方」についてお話ししました。

詳しい具体策は次回以降でご紹介しますが、まずは「続けること」「記録すること」が何よりのスタートです。

千里の道も、まず一歩から。

明日の朝食から、ぜひ記録を始めてみませんか?

次回は、運動習慣の改善について──こちらも「継続」がカギになります。

トレーナーもつけずに10kg以上の減量を達成した私が、実践してきた考え方をお伝えします。

それでは、また次回お会いしましょう!


次回の記事予定:

「50代からでも間に合う!運動習慣のつけ方と続け方」


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