50代男性のダイエット:会食・飲み会を“敵”にしない賢い習慣
ダイエット中に飲み会や会食があると、「また食べ過ぎてしまった…」と落ち込んでしまう方も多いと思います。特に50代ともなると、仕事や家庭の付き合いでこうした機会が避けられないことも多いものです。
しかし、こうしたイベントを悪と決めつける必要はありません。むしろ大切なのは、「その後どうリカバリーするか」。そして何より、ダイエットを途中でやめないことです。
🍻 たくさん食べること=“悪”ではない
「飲み会があるからダイエットがうまくいかない」 「美味しいご馳走を食べてしまって、全部台無しにしてしまった」
こうした考え方にハマってしまう方は非常に多いですが、これは極端な「善悪思考」です。 確かに、一時的に摂取カロリーが目標をオーバーするのは事実ですが、それは“失敗”ではありません。 むしろ、その後どう立て直すかのほうが、ずっと重要なのです。
📆 1週間単位でカロリーを調整しよう
たとえば、普段1日2000kcalを目安としている方が、飲み会の日に3000kcalを摂取したとします。
この1000kcalオーバー分は、前後2日ずつで1日あたり250kcal削減すれば、1週間単位での収支はプラスマイナスゼロになります。
- ご飯を少なめにする
- おかずを一品減らす
- 間食を控える
250kcalは大げさな数字ではありません。3食から少しずつ減らすことで、比較的容易に達成できます。
また、空腹感を和らげるために間食をうまく活用することも重要です。間食で空腹を落ち着けておけば、夕食のどか食いも避けやすくなります。
🧠 長く続けるために“完璧”を捨てよう
ダイエットにおいて最大のリスクは「意思が弱くて食べてしまうこと」ではなく、「やめてしまうこと」です。
特に中高年になると代謝が落ち、ダイエットは「短期戦」ではなく「長期戦」になります。どこかでつまずくのは当たり前。問題はその後です。
「やっぱりダメだった」と投げ出すか、「ここから調整しよう」と前向きに切り替えるか。
😊 楽しい食事は“心の栄養”になる
食事をともにすることで、職場の人間関係が良くなったり、家族と過ごす時間が充実したりすることもあります。
こうした精神的な満足感は、実は間接的にダイエットにも良い影響を与えます。ストレスが少ない人ほど、暴食に走りにくいというのはよく知られた事実です。
つまり、楽しい食事を「ご褒美」として味わうことで、むしろ長期的にダイエットのモチベーションが高まるのです。
✅ やめなければ、それでいい
一日だけ食べすぎたからといって、ダイエットは台無しになりません。 問題は、それを理由にやめてしまうことです。
大切なのは、「続けること」。それが何よりの成功です。
あなたのダイエットは、今日の一口で決まるのではありません。
“続けている限り、成功に向かっている”のです。
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