50代男性が自己肯定感を高める「自分を褒める習慣」の始め方
「俺なんてまだまだダメだ…」「何も成し遂げていない気がする」。そんなふうに、自分を責めてばかりいませんか?
私自身、ダイエットや自分磨きに挑戦していますが、自己評価が低く、何かとネガティブになりがちです。でも、ほんの少しでも「できたこと」に目を向けて、自分を褒めるようにすると、日々が軽くなってきました。
今回は、同じように「評価されない」「報われない努力が続いている」と感じている50代男性に向けて、“自分を褒める習慣”の力と実践法をご紹介します。
なぜ50代は「自分を褒めること」が苦手なのか?
50代の私たちは、小さいころから「男は苦しくても黙って耐えるもの」と教えられてきました。「苦労していれば、きっと誰かが見ていてくれる」と信じて努力してきた方も多いでしょう。
ところが現実は違いました。職場でも家庭でも、なかなか褒められることはありません。成果を出しても「当たり前」、うまくいかないと「自己責任」。そうした環境が続くと、やがて報われない努力に心が疲れてしまいます。
だからこそ、他人に期待するのではなく、自分が自分を認めてあげることが大切なのです。それが、次の活動へと向かう力になります。
自分を褒める習慣がもたらす3つの変化
- 自己肯定感が回復する
「自分にも価値がある」と思えるようになり、心の土台が安定します。 - モチベーションが自然に湧いてくる
小さな成功を積み重ねることで、自然と前向きに動けるようになります。 - 他人に優しくなれる
自分を許せるようになると、他人の弱さにも寛容になれます。
私自身の実践:朝のルーティンと小さな成功体験の記録
私の毎朝のルーティンは、家の外で太陽光を浴びながら肩回し(前後20回)、脚上げ(左右20回)、スクワット30回を行うことです。起床して顔を洗い、うがいをしてから新聞を取りに行くときに、新聞受けの前で実施しています。
新しい習慣を作るときは、すでにやっている習慣の間に挟むのが効果的です。私は洗顔と新聞取りの間に組み込みました。
腰や膝が重いときは、スクワットを「1回だけ」でもやるようにしています。その“やった”という事実が、次のステップにつながります。
そして、終わったあとに「今日もよくやったな」と心の中で自分を褒める。たったそれだけでも、気持ちが穏やかになるのです。
今日からできる!自分を褒める3つの習慣
- 「Three Good Things」
毎晩「今日よかったことを3つ」ノートに書く。
例:朝起きられた、間食を我慢できた、同僚に優しくできた - 他人と比べない
「昨日の自分」と比べることで、自然に自分に優しくなれます。 - 1日1回、自分を褒めるタイミングを決める
朝・帰宅後・就寝前など、決まった時間に自分を褒める言葉をかけてみましょう。
結び:自分を認めることで、人生が動き出す
ダイエットや習慣づくりを始めたとき、一番の敵は「どうせ無理だろ」という自分の声でした。
でも、「昨日よりちょっと良くなった」「これだけやった自分はえらい」と思えるようになってから、少しずつ前進できるようになったのです。
自分を褒めることは、甘えではありません。人生を再び前に進めるための、立派な技術です。
今日は水曜日。週の折り返しに、ひとつ自分に「よくやってる」と声をかけてあげてください。
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